「Monacaがなければアプリのリリースはできなかった!」アプリ開発未経験チームがわずか3ヶ月間で開発
株式会社フレクションコンサルティング
- 代表取締役 松明 陽氏
アプリの紹介
チームオン(TeamOn)は、「チームの仕事、これ1つで。」をコンセプトとする業務効率向上のためのクラウドコミュニケーション無料サービスです。日ごろの仕事に必要なスケジュール管理、タスク管理、グループチャット、プロジェクト管理、ビデオ会議やファイル共有を一つに統合。PC向けWebアプリケーションに加えて、iOSアプリとAndroidアプリが提供されています。
Monaca採用の背景
Web制作会社として500サイト以上の制作に携わってきたフレクションコンサルティングが、「実務で使える」プロジェクト管理ツールとしてスタートした企画がTeamOnでした。当初はPCブラウザ向けのβ版としてリリースされたのですが、ユーザーからのニーズが高かったiOS、Androidアプリに関しては社内に開発経験者がいなかったため開発の目処は立っていませんでした。
そこで見つけたのが、Onsen UIとMonacaでした。Web標準技術でアプリ開発ができたため、アプリ開発未経験の開発チームにもかかわらず、わずか3ヶ月間でiOS、Androidアプリのリリースを実現することができました。
現在、TeamOnは12ヶ国語に対応。海外ユーザー比率7割という、世界中で使われているアプリとなっています。
Monacaの導入効果
- アプリ開発未経験チームがiOS、Androidアプリを3ヶ月間でリリースできた
- クラウド上の開発環境に接続するだけで、どこでも開発・確認ができた
- 日本語でのドキュメントが豊富だったので開発の立ち上がりが早かった
Q&A
TeamOnアプリの開発に関して、株式会社フレクションコンサルティング代表取締役の松明陽氏にお話をおうかがいしました。
Q1.TeamOnアプリの開発にHTML5ハイブリッド開発を採用した理由を教えてください。
初期PCブラウザ版のTeamOnをリリースした際にアプリが欲しいという声は多数いただいたのですが、社内にiOS、Androidアプリの開発経験者はいませんでした。調査の過程でOnsen UIを見つけ、必要そうなUIコンポーネントが一通りあったので、これであれば我々にもモバイルアプリ開発ができそうだという期待感がありました。
Q2.Monaca以外にどのような開発環境を検討しましたか?
Onsen UIの採用が先に決まっていたので、Monacaにはすぐに試してみました。Cordovaの開発環境を自分たちで用意することも考えたのですが、我々にはハードルが高かったです。Monacaは、日本語のドキュメントが豊富で、さらに日本語でサポートが受けられるので安心感がありました。
Q3.開発現場でのMonacaの評価はいかがでしょうか?
クラウド上に開発環境があるため、社内外の複数のマシンから開発、確認ができるというのが便利でした。Monacaデバッガーでアプリの動作確認をしながら開発を進めるというMonacaの開発スタイルも開発効率の向上効果が相当あったと思います。他のプロジェクトの掛け持ちの開発チームで、わずか3ヶ月間でiOS、Androidの両アプリのリリースにこぎつけたのですが、Monacaがなければこのアプリはリリースできていなかったと思います。
Q4.今後の展望に関して教えてください。
TeamOnは12ヶ国語に対応しており、すでにユーザーの7割が海外ユーザーなのですが、グローバル市場への展開はさらに加速したいと思っています。その中でWindows版やChrome Appsなど別プラットフォームへの展開も広げていきたいです。
株式会社フレクションコンサルティング
代表取締役
松明 陽 氏
- 商号
- 株式会社フレクションコンサルティング
- 代表取締役社長
- 松明 陽
- 設立
- 2001年3月12日
- 資本金
- 1,700万円
(平成27年11月末日現在)
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