新感覚転職アプリ「Switch」を
Monacaで開発、短納期での開発とメンテナンスコストの低減を実現

株式会社ネットマーケティング

開発会社
株式会社ケアリッツ・アンド・パートナーズ
IT事業本部
本部長川嶋弘文氏
リーダー荒井信之氏
アーキテクト石川智史氏

サービス紹介

「Switch」は、転職希望者が企業の求人情報にFacebookで「いいね！」をすることにより、企業人事担当者に匿名プロフィールが目に留まり、スカウトメールが届く新感覚のスカウト型転職サイトです。Web業界を中心に数多くの企業が求人に活用しています。Facebookアプリとして展開されていた「Switch」に新たに追加されたiOS版アプリとAndroid版アプリをMonaca開発パートナーである株式会社ケアリッツ・アンド・パートナーズが開発しました。

Monacaの活用メリット

「Switch」プロジェクトは、株式会社ケアリッツ・アンド・パートナーズにとって初めてiPhoneアプリ、Androidアプリ、モバイルWebアプリ開発を同時で進めるプロジェクトとなりました。Webエンジニアを中心とするチームで開発を進めるためにMonacaが採用されました。Monaca及びOnsen UIでの開発は日本語の技術情報が充実していたこともあり、教育コストも低く、すぐに実開発に入ることができたそうです。

また、本プロジェクトでは短期間にiOS、Android、Webアプリを並行して開発する必要がありましたが、Monacaの活用によりソースコードの多くを共通化することにより、短期での開発を実現しています。同時に、リリース後のメンテナンスの手間も大幅な軽減に成功されています。

Monacaの導入効果

Webエンジニア中心のチームでモバイルアプリの開発を行うことができた
開発効率が高く、短納期のプロジェクトでも余裕をもって進められた
モバイルアプリとWebアプリのソース共通化ができてメンテナンス負荷が軽減できた

Q&A

今回「Switch」の開発を担当された株式会社ケアリッツ・アンド・パートナーズ IT事業本部の川嶋弘文氏、荒井信之氏、石川智史氏にMonacaを使用して開発をされた感想をインタビューしました。

Q1.Monacaの採用のきっかけと第一印象はいかがでしたでしょうか。

「Switch」の運営元のネットマーケティング様からスマホアプリの開発の相談を受けたのがきっかけでした。当初はCordovaでの開発を行うことを念頭に調査を進めているうちにMonacaにたどり着きました。実際に触ってみると、Cordovaアプリの開発に必要なものはMonacaやOnsen UIで用意されており、Webの技術が分かっている技術者であればすぐに開発が開始できる印象を持ちました。「こんなに手軽にモバイルアプリが作れるんだ」というのがMonacaの第一印象でした。

Q2.Monacaでのアプリ開発の教育コストはどれくらいかかりましたか？

今回のプロジェクトでは最大6人のメンバーがMonacaを使用し開発を行いました。6名は若年層から年配のベテランまで幅広いWebエンジニアでモバイルアプリの経験はありませんでした。チームの中にAngularJSの経験者がいたこともあり、特に教育コストや教育のための時間がほとんどかからずに、すぐに開発に取り掛かることができました。

Q3.Monacaを活用したプロジェクトは実際いかがでしたでしょうか？

今回が弊社において、初めてiOS、Android、Webアプリを同時で進めるプロジェクトでしたが、MonacaとOnsen UIを活用することにより、大きなトラブルもなく、スケジュール通り無事納品することができました。最初にOnsen UIでプロトタイプを作り、お客様のフィードバックを得てすぐに修正する、というサイクルで開発を行ったのが良かったと思います。お陰様でお客様からも対応が早いという評価もいただきました。

Q4.Onsen UIについては、どのような印象を持ちましたでしょうか？

Onsen UIはとても使いやすい印象があります。最初にタグを覚えてしまえば、あとはすごく楽に使いこなせたと思います。また、必要な部品で基本的なものが用意されていて、画面の微調整などCSSで対応できるのが良かったです。Android版、iOS版、Web版のアプリのソースコードの多くを共通化することができたので、メンテナンスの負荷も大幅に軽減できていると思います。